演奏家ホームページ 『杉山佳代』

杉山

KAYO SUGIYAMA, cembalist

 幼少より、生田流筝曲を森親静氏に師事。同時にピアノを原田治子氏のもとで始める。その後、田村慧子氏に師事し、バッハに興味を持つ。沼津西高在学中、チェンバロを始める。東京藝術大学卒業、同大学院在籍中、イギリス、ベルギー、オランダ、フランスで研修。修士課程修了後、ハーグ王立音楽院に留学、1997年チェンバロ科を主席卒業。
 チェンバロ、通奏低音奏法を山田貢、鈴木雅明、トン・コープマン、ティニ・マトー、通奏低音奏法、チェンバロ調律法を多田逸郎、通奏低音奏法をヤン・クラインブッシンク、オルガンを今井奈緒子、ピアノを田村慧子、米谷治郎、ヴァイオリンを奥田雅代の各氏に師事。クラヴィコードを渡辺順生、アンサンブルを宇田川貞夫、バッハのカンタータ演奏法を小林道夫の各氏より指導を受ける。
 在学中から、各地で独奏者・通奏低音奏者として活動を行う。日本での正式なソロ・デビューとなった1998年のルンデ及び東京でのリサイタルには、大胆にもバッハの「ゴールドベルク変奏曲」を取り上げ成功を収めた。
 栃木〔蔵の街〕音楽祭、スタジオ・ルンデ、アルベルト・シュヴァイツァー協会コンサート、東京オペラシティ、旧東京音楽学校奏楽堂などでリサイタルの他、吉澤実、中村忠、三輪真樹、桜井茂、坂本利文など多くの古楽演奏家をはじめ、ヴァイオリン奏者浦川宜也、松原勝也、宗倫匡、奥村智洋、フルート奏者佐々木真、工藤重典、チェロ奏者河野文昭、オーボエ奏者小畑善昭、コレギウム・アルジェントゥム、ウィーン弦楽ゾリステン(日本公演ツアー)、新星日本交響楽団、アンサンブル・ドゥムカ、ロイヤルチェンバーオーケストラなどと共演。
 また、CD録音、学生・一般のための音楽鑑賞会、FM放送、NHKいちばん音楽館、京都国際音楽祭、静岡音楽館AOI、十勝プラザレインボーホール、横浜みなとみらいホール、水戸芸術館、ロゼシアター、セレスホール、楽友協会クラシックサロン等主催のコンサートへも出演。
 安宅賞、第7回古楽コンクール第一位、上原賞、第5回栃木〔蔵の街〕音楽祭賞受賞。
 1998年度より(社)沼津牧水会主催の古楽コンサートシリーズを企画。「コンチェルト・ゼフィロ」チェンバロ奏者、日本クラヴィコード協会会員、「アラ・ムジカ」同人。
Discography  Concerts: 1999 2000 2001
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