《RUNDE NEW YEAR CONCERT 2005》
佐藤豊彦 リュート・リサイタル華麗なる様式 〜ヴァイヒェンベルガーの音楽〜 |
2005年1月16日(日)15時
会場:スタジオ・ルンデ(名古屋市中区丸の内 2-16.-7) 今日ではヴァイヒェンベルガーの名前を知る人はほとんど皆無かもしれない。 初期の作品はそれまでのフランスの《崩された様式》(Style Brise)を踏襲しているが、 後期は次第に《カンタビーレ(滑らかに歌う)》を加えた《ガラント(華麗なる)様式》へと向かっていった。 《崩された様式》を基本としたドイツ語圏最後のリュート奏者の一人として、 「艶かしいまでに悲しく美しい旋律」を作れる類まれな存在であった。 手稿を読む(リュートで演奏する)に当たって「間違いではないか?」と思われるような部分が多々見られたが、 その数多くを読んでいくうちにそのほとんどが彼特有の作風による「表現効果」であることが分かってきた。 それほど不思議な作風の音楽である。 《プログラム》 【ヴァイヒェンベルガー】 組曲 ニ短調 組曲 ヘ長調 パルティータ イ短調 |
【参加会費】一般 \5,000、ペア \9,000、学生 \2,000 一部座席予約可(160席中約50席) 【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188 |