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酒井 淳

Atsushi Sakai(cello)

酒井淳
photo: M. Handa
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酒井 淳 プロフィール Atsushi Sakai
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 1975年名古屋生れ。才能教育でチェロを始め、1986年、父の転勤にともない渡米、R.レナード、H.シャピロ、堤剛等に師事。87年ベルリン交響楽団と共演、翌88年名古屋スタジオ・ルンデにてリサイタル、以後日米各地でオーケストラとの共演、リサイタルを行なう。
 91年、日本音楽コンクール第2位
 94年、パリ高等音楽院首席入学、P.ミュレール、C.イヴァルディ等に師事。
 パリでは、95年2月《パリ・日本週間》及び《阪神大震災チャリティー・コンサート》に室内楽で出演。6月同音楽院にて「Jean Brizard賞」受賞。96年5月同音楽院学内コンクールで優勝、同音楽院オーケストラとJ.キャステレードの“秋の三つの風景”を協演した。
 97年、カザルスホール主催「パブロ・カザルスに捧げるチェロ連続演奏会」出演、大胆極まりない無伴奏プロは大きな反響を呼び、同プロの大阪での演奏に対して大阪文化祭賞本賞を受賞
 また同年のヴァイオリニスト=イリヤ・カーラーとのデュオ・リサイタル(東京・名古屋)、バルトーク弦楽四重奏団とのシューベルト:弦楽五重奏曲共演(名古屋)も高く評価された。
淳2  同年、フランスでは、3月、Chateau de Champs-sur-Marneでリサイタル。 6月のパリ高等音楽院学内試験で審査員全員一致の一等賞首席受賞。さらに、9月ストラスブールの現代音楽祭《MUSICA》で《Ensemble Kai》の一員として武満徹等の作品を演奏(98年4月フィンランドにて同メンバーで武満作品をCD録音,リリース)。
 98年、日経特別ミューズサロン《魅惑のDUOシリーズ》第一夜にピアニスト東誠三とともに出演、シェック、レーガー、ヒンデミット(無伴奏)を弾き絶賛された。
 現在もパリに在って“Maison d'Europe”のレジデンツ・アンサンブル《Trio Vivace》の活動なども行なっている。
 また98年よりパリ高等音楽院ガンバ科で C.コワンにヴィオラ・ダ・ガンバを学び、99年同大学院に進んみ引き続きヴィオラ・ダ・ガンバとバロックチェロを研究している。98年には、フランス・ボーヌ音楽祭で、C.ルセ率いる《Les Talens Lyrique》に参加、デマレのオペラ“ディドン”を演奏、またフランス・アンブロネー・バロック音楽祭の古楽オーケストラ(W.クリスティー指揮)によるリュリのオペラ“テゼ−”公演に通奏低音奏者として参加、パリ、アムステルダム、ロンドン、ブリュッセル、ジュネーヴでも演奏した。目下モダンチェロと並行して、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、バロックチェロ奏者としても活動している。


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