【岐阜県現代陶芸美術館】
吉田喜彦 と うつくしいものたち
岐阜県可児市在住の陶芸家吉田喜彦は1936年に栃木県宇都宮市の生まれ。幼いころから様々な芸術に親しんできた彼は、高校卒業後陶芸を志し、岐阜県可児市の大萱に窯を構えていた荒川豊蔵のもとで作陶の修行を積む。吉田は、ものをみることを、その確かな技術と同様に大切にする。国や時代を問わず「こころのまゝに」蒐集したという民族美術などのコレクションは、彼の静謐でいてあたたかい作品と、厳しくも穏やかな創作姿勢をよくあらわしている。
ここでは、新作を含む代表作およそ70点に加え、彼が蒐集したコレクションの中から土器、陶磁器、書、染織、版画、家具などあわせて約110点を展示する。
【同展案内文より】
白化粧しのぎ鉢
布
【上】《布》 コンゴ (吉田喜彦コレクションより)
【左上】《白化粧しのぎ鉢》 (個人蔵)
【左下】《黒陶多面体》 (個人蔵)
黒陶多面体
【会  場】 岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリー II
 ◎岐阜県多治見市東町 4-2-5 ☎ 0572-28-3100
【期  間】 2015年 8月 8日(土)〜2016年 2月14日(日)
【入館時間】 午前10時から午後5時30分まで(閉館午後6時)
【休館日】 月曜日(休日の場合は翌日)
【観覧料金】 一般 330 (270)、大学生 220 (160)、高校以下 無料
 ※括弧内は20名以上の団体料金
【記念対談】 ◎「吉田喜彦と語る〜現代美術の視点から〜」
 水沢 勉(神奈川県立近代美術館館長)吉田喜彦
●2016年1月17日(日) 午後1時30分 
於:セラミックパークMINOイベントホール 聴講無料
【作家によるギャラリートーク】
●10月10日(土)/12月12日(土)午後3時30分より 参加無料
【ギャラリー・トーク】 館学芸員による:毎週日曜日 午後3時より


  
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