ルイス・クラレット 無伴奏チェロ・リサイタル
LLUIS CLARET Cello Solo Recital

Claret
《ルンデの会9月例会》
2002年 9月 1日(日)15:00(開場 14:30)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)


J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV.1009
J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8


【参加会費】一般 5,000、ペア(予約) 9,000 一部座席予約可
      学生(自由席) 2,500
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188
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出演者 プロフィール

ルイス・クラレット(Lluis Claret, cello)

 クラレット家はもともとカタロニアの出身だが、ルイスは1951年アンドラで生まれた。
 9歳で音楽教育を受け始め、リセウの音楽院を優等で卒業し、ついで、エンリック・カザルス(パブロ・カザルスの弟、チェリストではない)から主に教育を受けることになる。クラレットはフランス、イタリア、アメリカで、モーリス・ジャンドロン、ラドゥー・アルトゥレスク、エヴァ・ヤンツェルらから教えを受けた。さらにジョルジ・セボックとバーナード・グリーンハウスによって、クラレットは音楽的な成長過程に決定的な影響を受ける。
 ボローニャ(1975年)、カザルス(1976年)、ロストロポーヴィチ(1977年)の各国際コンクールに優勝した後、クラレットはワシントン・ナショナル管、モスクワフイル、フランス国立管、イギリス室内管、フィルハーモニア・フンガリカ、チェコ・フィルなど世界各地のメジャー・オーケストラに招請され、ピエール・ブーレーズ、カール・ミュンヒンガー、ドミトリ・キタエンコ、ヴィトルド・ルトスワウスキ、ジョージ・マルコム、ヴァツラフ・ノイマン、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチらの巨匠の指揮で演奏した。
 こうした演奏に加え、クラレットは室内楽にも力を注いでいる。バルセロナ・トリオ(1981〜1993)の創立メンバーであり、著名な音楽家と度々共演している。
 ルイス・クラレットは主な国際コンクール(ロストロポーヴィチ/パリ、レナード・ローズ/ワシントン、パウロ/ヘルシンキ、トラバーニ/シチリア〉の審査員として定期的に参加するほか、音楽学校や音楽院など(アンドラ、バルセロナ、トゥールーズ、ボローニャ、ヴィック、バンフ、アカデミー・ラヴェル、サン・ミゲル・ド・キュサ)で指導にあたり、フラダ(フランス)では毎春ステージ監督に当たっている。
 クラレットのレパートリーはバッハから現代作曲家まで多岐にわたリ、特に現代作曲家(デュティユー、ルトスワフスキ、ブーレーズ、クセナキス、ドゥコル、ブルース、ギニョン、チャールズ)がクラレットのために書いた作品の初演を行った。
 また、クラレットはハルモニア・ムンディとアウヴィデス両レーベルに多くのレコーディングを残している。


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