アンサンブル・コンソナンテ

ENSEMBLE CONSONANTE, Bergium

consonante

《ルンデの会12月例会》
2002年12月7日(土)19:00(開場 18:30)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)


大堀 環:The hunt for the Wild Boar (Trio)
アラン・クラーンス:エクスペリエンス (Bass Clarinet and Piano)
ジョルジ・クルタック:Games and Messages for Winds, work in progress
(English Horn + Bass Clarinet)
エリオット・カーター:Pastoral for English Horn and piano
倉知竜也:Divertimento for Bass Clarinet and Piano【初演】
ウィルフリード・ウェステルリンク:小円舞曲 (Piano solo)


【参加会費】一般 \4,500、ペア \8,000(予約要す)、学生 \2,000
      一部座席予約可(160席中約50席)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188
アンサンブル・コンソナンテ プロフィール
ヤン・ギュンス(バスクラリネット)
アレックス・ヴァン・ベーヴェレン(イングリッシュホルン)
フランス・ヴァン・ベーヴェレン(ピアノ)
 この変わった組み合わせは、バスクラリネットとイングリッシュホルンというソロ楽器の、それぞれ異なった音色によって通常では聴くことのできない魅力を作り出し、3人の個性は高く洗練された室内楽へのアプローチを保証する。
 当然のことながら20世紀の現代音楽にアクセントを置いたレパートリーは、非常に独特であり、際立って魅力的なものである。

ヤン・ギュンス (Bass Clarinet)
 クラリネットを王立アントワープ音楽院で学び、アントワープ歌劇場管弦楽団を経てBRTN管弦楽団(現フレミッシュ・ラジオ・オーケストラ)にソロ・バスクラリネット奏者として入団し現在に至る。 室内楽の分野でも弦楽四重奏、管楽アンサンブルなど様々なグループと共演する他、マリンバとのデュオ(ジェミニ・アンサンブル)、バセットホルン・トリオ(トリオ・クラシクム)のメンバーとしてCD録音やコンサート活動を行っており、国外でも無伴奏ソロ・リサイタルを含めたユニークな演奏活動を続けている。
 母校アントワープ音楽院のバスクラリネット科教授として教鞭を取る傍ら、ベネルクス三国、フランス、スペイン、ハンガリー、南米など世界各地で夏季講座やマスタークラスを行っているが、日本でも1995年以来、年2回のバスクラリネット・バセットホルン集中講座を大阪で開いている。
 2002年7月、スウェーデンのストックホルムで開かれた国際クラリネット・フェスティバルに招かれ、東京クラリネット・フィルハーモニーとの共演、ソロ・リサイタル、そして同フェスティバルの歴史上初めてバスクラリネットのマスタークラスを行い、高い評価を得た。
 ベルギーのメトロポリス音楽出版からは、ヤン・ギュンスのために書かれた作品を中心に集めた楽譜コレクションが出版され好評である。

アレックス・ヴァン・ベーヴェレン (English Horn)
 王立ブリュッセル音楽院でオーボエと室内楽を修め、更に数々のマスタークラスや夏季講習会に参加。 室内楽や管弦楽奏者としてのキャリアを築く傍ら、メッヘレン、モルツェル、トゥルノウトなど数々の音楽アカデミーで教鞭を取る。1980年BRTN管弦楽団にソロ・イングリッシュホルン奏者として入団。数年後に王立ブリュッセル音楽院(現エラスムス・カレッジ音楽学部)イングリッシュホルン教授に就任。
 1983年よりアントワープ・ジュニア・オーケストラの監督指揮者を務め、その成果として1990年に東京で開かれた世界ユース・オーケストラ祭への招待を受ける。

フランス・ヴァン・ベーヴェレン (Piano)
 ルーヴェン大学で数学と物理を修めた後、王立ブリュッセル音楽院、引き続き王立アントワープ音楽院でピアノを学び、1978年にはモンザ国際ピアノ・コンクールにおいて賞を得る。当時既にルーヴェンのレメンス音楽院ピアノ科教授として教鞭を取っており、1985年にはオランダのマーストリヒト音楽院教授に就任する。これまでの活動の中で特に重点を置いてきたピアノ教授法は非常に高い評価を得ており、演奏活動は室内楽を主としている。


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