鈴木理恵子&高橋悠治 デュオ
SUZUKI RIEKO & TAKAHASI YUJI  Duo Recital

※高橋悠治急病のため、このコンサートはキャンセルされました

理恵子悠治
《ルンデの会10月例会》
2002年10月24日(木)19:00(開場 18:30)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)


ビーバー:パッサカリア(vn. solo)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
高橋悠治:七つのバラがやぶにさく(Vn. solo)
武満 徹:妖精の距離
ボディ:エオリア・ハープ(vn. solo)
モンゴル民謡(高橋悠治編):バラとリンゴ園の太陽
加古 隆:アダイ・アダイ〜ブルネイ古謡による〜
 ほか


【参加会費】一般 4,500、ペア 8,000、学生 2,00
      一部座席予約可(160席中約50席)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188
出演者 プロフィール

鈴木理恵子(すずき・りえこ ヴァイオリン)

 桐朋学園大学卒業後、弱冠23歳で新日本フィルハーモニー交響楽団副コンサートミストレスに就任。これまでにJ. J. カントロフ、J. ルヴィエ、A. マリオン、V. サハロフ等世界のトップアーティスト達とも共演しており、97年新日フィル退団後はソロを中心に活動するほか、98〜99年にはスウェーデン・マルメ市立歌劇場の客演コンサートミストレスとして定期的に招かれる。また、99年〜01年は神奈川県立音楽堂レジデンシャルアーティスト「Trio du Monde」の一員としての活動も話題をよび、現在は彩の国さいたま芸術劇場のレジデンス・カルテット「さいたまアーツシアター・カルテット」のメンバーとして室内楽においても活躍している。また、東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C バッハからコンテンポラリーへ」(2000年11月)ではバッハ、イサン・ユン、高橋悠治(演奏会当日チェンバロで共演)の作品を演奏し好評を博す。
 既成概念にとらわれず、邦楽器との共演や映画のサウンドトラックへの参加など他分野の芸術家達とのコラボレーションも積極的に行なっており、ヴァイオリンの新境地を拓くその活動は各方面からの注目を集めている。
 CDはヴィヴァルディの「四季」(共演:チェコ・フィルハーモニー室内楽団)を96年にポニー・キャニオンよりリリース、99年にはビクター・エンタテインメントから小品集「夏の夜の夢」が発売され、国内はもとより韓国でもヒットした。
 ルンデの会例会には過去2回(1998年12月【共演】石川高(笙)、2000年12月=山崎伸子とクヮルテット「彩」)出演している。

高橋悠治(たかはし・ゆうじ ピアノ)

 1960年代はヨーロッパ、アメリカで現代音楽のピアニスト。その後は日本で前衛音楽雑誌「トランソニック」を編集し、バッハやサティのピアノ曲を録音し、アジア民衆の抵抗歌をうたう「水牛楽団」の結成、即興、コンピュータによる作曲やライブを経て、最近は和楽器によりながら、手のうごきと声に関心をもつ。
 1995年から詩人藤井貞和とのコラボレーション。2000年には藤井の詩による合唱劇『泥の海』を上演。2002年ラップトップによるコンピュータサウンドアートを再開。
著書には『音楽の反方法論序説』(インターネット図書館「青空文庫」)がある。現在サイト「水牛」に書いている。
 ルンデの会例会には過去16回出演。詳細は昨年の例会ページ参照。


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