渡辺克也 オーボエ・リサイタル
WATANABE KATSUYA Oboe Recital

渡辺克也
《ルンデの会8月例会》
2002年 8月 6日(火)19:00(開場 18:30)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)

ショパン:ロッシーニの「シンデレラ」の主題による変奏曲
ヘンデル:歌劇「リナルド」より 《私を泣かせてください》
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」より 《冷たい手を》
リスト:リゴレット・パラフレーズ(pf. solo)
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスチカーナ」より 《ママも知るとおり》
レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」より 《ロマンス》
サン=サーンス:オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.166
ブリテン:オウィディウスによる六つの変容 より(ob. solo)
山田武彦:ピアソラのリベルタンゴ(日本語ヴァージョン pf.solo)
パスクッリ:ナポリの思い出

【共演】山田武彦(ピアノ)

【参加会費】一般 4,500、ペア(予約) 8,000 一部座席予約可
      学生(自由席)2,000
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188
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出演者 プロフィール

渡辺克也(わたなべ・かつや オーボエ)

 1966年生まれ。東京藝術大学卒業。
 89年、Sony Music Foundation 主催第1回国際オーボエコンクールに入賞。大学在学中に新日本フィルハーモニー交響楽団に副首席奏者として入団し、90年の第7回日本管打楽器コンクール・オーボエ部門で優勝するとともに、併せて大賞を受賞。
 91年に渡独。92年よりヴッパータール交響楽団、96年にはカールスルーエ州立歌劇場管弦楽団のそれぞれの首席奏者を務め、97年よりベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団の首席奏者を務めている。同歌劇場の音楽監督、クリスティアン・ティーレマンの絶大な信頼のもとドイツの新聞各紙に「オーケストラビットの中ではコウトの指揮のもと、ワタナベのオーボエがはかり知れない説得力で異彩を放っていた」、「オーケストラの中の希望の光」等と高い評価を得ている。98年の同歌劇場日本公演でも、日本国内各誌紙がこぞって渡辺の名を挙げて絶賛した。
 最近では、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団等にヨーロッパ各地でソリストとして招かれ、大成功を収めている他、定期的にソロイスツ・ヨーロピアンズ・ルクセンブルグに参加し、評価を確実に高めている。
 日本においては、2000年8月の東京文化会館、2001年7月の紀尾井ホールでのリサイタルでいずれも大成功を収め、好評を博している。「今世紀を牽引しうる若い才能」(朝日新聞)と、今最も注目の集まる実力派である。ルンデの会例会には1999年8月初来演した。
 似鳥健彦、小島葉子、小畑善昭、リーバーマンの各氏に師事。

山田武彦(やまだ・たけひこ ピアノ)

 東京藝術大学大学院にて作曲を学んだ後、パリ音楽院ピアノ伴奏科を首席で卒業。伴奏者として内外のさまざまな演奏家と共演、多くのソリストからその演奏とサポートに対して絶大な信頼を寄せられている。
 また近年、ソリストとしての活動への期待が高まってきたこともあり、「聴き進むにしたがい音楽の歴史や、曲の成り立ちなどが次第にわかってくる」ような、新しい形のコンサートを企画、独奏による演奏を開始する。
 作品に対する独自のリアリゼーション、自らの作・編曲、若干の即興などを加味した独創的なスタイルを提唱する演奏会が、好評裡に成功をおさめている。
 99年には、松竹映画「コキーユ」(第9回映画批評家大賞)の音楽を担当、また亀田和美演出、松たか子主演の演劇「ヴォヤージュ」の音楽監督など、ジャンルにとらわれない音楽活動を展開。2001年11月より毎月1回のリサイタルシリーズ(代々木上原/ムジカーザ)を開催。


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