長谷部一郎  チェロ・リサイタル

2003年5月25日(日)しらかわホール 【共演】原 博美(pf)
14時開演
(開場:13時30分) 全自由席:2500円
お問合せ・マネージメント:ルンデ(052)203−4188

長谷部
プログラム
サン・サーンス:アレグロ・アパショナート Op.43
ベートーヴェン:ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカベウス」の主題による12の変奏曲
フォス:カプリッチョ
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番 BWV.1008
ヴァスクス:本
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ Op.119
長谷部一郎 プロフィール
1970年 名古屋生まれ。4歳から才能教育研究会にてチェロを始める。中島顕氏に師事。
1994年 名古屋大学経済学部経済学科卒業。
1995年 桐朋学園大学ソリストディプロマコース修了。
      第64回日本音楽コンクール チェロ部門第1位、あわせて松下賞を受賞。
1996年 10月京都、法然院でリサイタル。
1998年 2月東京文化会館にてリサイタル。
1999年 6月東京、紀尾井ホールにてリサイタル。
1996、99、2002年 サイトウキネンフェスティバル松本に参加。
1997年 7月サンクトペテルブルクで開催されたワールドチェロコングレスにサイトウチェロアンサンブルのメンバーとして参加。
2000年 4月パリ、シャトレ劇場にて演奏。
2000、01年 宮崎国際室内楽音楽祭に参加。
 これまでに東京交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、新星日本交響楽団、桐朋学園オーケストラと共演。
 倉田澄子、堤 剛、山崎伸子、中島 顕、P. ミュレール、M. ブルネロの各氏に師事。
 また紀尾井シンフォニエッタ東京2002/2003シーズンプログラムの写真撮影を担当し、同シーズンの定期会員数は過去最多であった。
原※共演:原 博美(ピアノ)
桐朋学園大学卒業。同大学アンサンブルディプロマ修了。
1980年子供のための音楽コンクール金賞、中日賞受賞。
1997年第7回日本室内楽コンクール第1位。
1999年フィレンツェ国際コンクール第1位(プレミオ ビットリオ グイ)
1997年スロバキアフィルハーモニックゾリスデンと協演。
1998年セント・ジョーン(カナダ)カルテットと協演。
 高須喜久代、森 博子、佐野 翠、松岡貞子の各氏に師事。室内楽を 平吉毅州、練木繁夫、藤井一興、ゴールドベルグ山根美代子、ロブ・マン、ジョルジュ・プリュデルマッシェール各氏に師事。

見ることと聴くこと

 きっかけは一台のカメラでした。
 ずっと欲しいと思っていましたが高価だったので手が出なくて、けれども製造中止の報を聞き、思い切って買ったのです。白黒フィルムをつめたそのカメラで仕事場の様子を撮ったら、どきどきするくらいおもしろかった。
cat 一つの演奏会のためには準備期間があります。室内楽やオーケストラ、オペラの場合、多くの人たちとその期間を過ごします。一人一人をずっと見ていると、いろいろな表情を見せてくれます。そして音楽に向かっていくとき、息をのむくらい美しい顔をするのです。
 音楽的な衝動からチェロを弾くように、写真にもどうしても撮りたいと感じる瞬間があります。

 被写体に困ることはないので写真はますます楽しくなり、カメラも増えていきました。今では演奏旅行の度にどのカメラを持っていくかで頭を悩ませてしまうほどです。
 旅先で野良猫を撮るのも好きです。厳しい条件の下、ある時は媚びある時は誇りを持ちしたたかに生きる猫たち。彼ら彼女たちの写真を演奏会当日に展示しようと思っています。
 皆様のお越しを心よりお待ちしております。  

長谷部一郎
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