【ルンデ〜若き音楽家を迎えて〜2003】
※ルンデあしながクラブ推薦コンサート※

横坂 源 チェロ・リサイタル

YOKOSAKA GEN  Cello Recital
gen
《ルンデの会9月例会》
2003年9月7日(日)15:00(開場 14:30)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)

シューマン:幻想小曲集 Op.73
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第3番 イ長調 Op.69
カサド:無伴奏チェロ組曲
ショスタコーヴィッチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40

【共演】伊藤 恵(piano)

【参加会費】一般 3,000、学生 1,500
      一部座席予約可(160席中約50席)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188

横坂 源(よこさか・げん)
 今回のルンデが、その注目すべきリサイタル・デビューとなる横坂は、1986年新潟市生まれ。4歳半よりチェロを始めた。
 1995年4月、第2回バッハホール音楽コンクールにおいて「バッハホール奨励賞」ならびに小学生低学年部門「未来賞」受賞。1997年8月、第8回札幌ジュニア・チェロコンクール第1部門(分数楽器)において優秀賞ならびに「山藤賞」(審査員特別賞)を受賞。1998年7月、第1回いしかわミュージックアカデミーに最年少で参加。毛利伯郎、デヴィド・ゲリンガスの公開レッスンを受け、原田幸一郎指揮アカデミー・オーケストラに出演。同年12月、第8回日本クラシック音楽コンクール全国大会弦楽器部門小学生の部で最高位(1位なしの2位)を受賞。
 1999年10月、新潟市芸術文化会館において秋山和慶指揮東京交響楽団とサン=サーンスのチェロ協奏曲で共演。2000年1月、第5回KOBE国際学生音楽コンクール弦楽器部門で最優秀賞並びに「兵庫県教育委員会賞」受賞。受賞者ガラコンサートに出演。同年7月、ワシントンDCのサロン・コンサートで好評を博す。8月、第3回いしかわミュージックアカデミー・チェロ部門大賞受賞。
 2001年5月、第1回泉の森ジュニア・チェロコンクール中学生部門において金賞を受賞。同年7月、世田谷区民コンサート「フレッシュ・スーパー・ソロイスツ山に出演。8月第4回いしかわミュージックアカデミーに特待生として参加し、ジャン・ワンの公開レッスンを受ける。2002年1月日立市「フレッシュ・アーティスト・コンサート」に2月にはカザルスホール「プロジェクトQ」(べ一トーヴェン弦楽四重奏全曲演奏会シリーズ)に最年少チェリストとして出演。また、NHK・BS2の「クラシック倶楽部」、東京文化会館主催「フレッシュ名曲コンサート」に出演。2002年7月、チェリストの登竜門として知られる全日本ビバホール・チェロコンクールの第5回大会において、初の最年少第1位(15歳)を受賞。同年9月桐朋学園音楽部門創立50周年記念演奏会において、小澤征爾指揮のもと、ハイドンのチェロ協奏曲を共演。11月、カザルスホール主催「Cbeers! Casals」において、堀了介、山崎伸子とポッパーの「チェロ三重奏曲」を、またプレコンサートでチャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」を演奏。
 現在、桐朋学園女子高等学校音楽科に在学中。チェロを鷲尾勝郎、毛利伯郎に師事。
 今回のルンデでのリサイタルのために、彼の資質を高く評価しているピアニスト伊藤恵が共演を自ら買って出たことは、楽壇の大きな話題となっている。
kei
 今やソリストとして脂の乗りきった感のある伊藤恵(いとう・けい ピアノ)が、この横坂の初リサイタルのパートナーを自ら買って出た。彼女に言わせれば、横坂は「豆の木がすくすく育つように」成長を続けている、とのこと。この大先輩にサポートされてのデビューは、この上なく恵まれた条件下のスタートだ。
 伊藤恵は、ミュンヘン・コンクールを制した直後にルンデの会例会に初来演(1984年6月)し、その後2000年3月の「Klavier Tage」で久々に再来して、見事な充実ぶりを示した。


Top of this Page   Back   Top of Pippo-Jp