藤原真理 無伴奏チェロ・リサイタル
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藤原真理 プロフィール |
大阪生まれ。1959年、桐朋学園「子供のための音楽教室」入学。以後15年間、斎藤秀雄に師事。71年、第40回日本音楽コンクール・チェロ部門第1位受賞。75年、東京にてデビュー・リサイタルを行い、芸術選奨文部大臣新人賞受賞。76年、フルニエおよびロストロポーヴィチ両氏に師事。78年、第6回チャイコフスキー国際コンクール第2位受賞。79年、ソ連に演奏旅行、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団と協演。83年、ベートーヴェン・チェロソナタ全曲演奏会で全国縦断ツアー。85年、バッハ無伴奏チェロ組曲全曲レコーディングを終了、全国ツアー。87年、カントロフ、メンデルスゾーン、ルヴィエとのピアノ四重奏演奏会。89年、カントロフ指揮オーヴェルニュ・ストリング・オーケストラの来日ツアーにソリストとして参加。93年、「風」シリーズ第3弾、CD「風のかたみ」をリリース、東京芸術劇場にてコンサート、その模様がNHKで放送される。94年、ブラームスのチェロソナタ全曲演奏会を開催。96年、宮澤賢治生誕100年記念として林光作曲「セロ弾きのゴーシュ」をリリース。
ソリストしてリサイタル、コンチェルトの活動のみならず、ニコレ、カントロフ、ルヴィエ、メンデルスゾーンなどのフランスの名手たちとの室内楽、また堀正文・清水和音とのピアノ・トリオも好評。その他、坂本龍一との共演など、枠におさまらず積極的で幅広く活動している。2002年度は特別企画として、7月から12月にわたり全5回の連続コンサート「旧朝香宮邸・東京都庭園美術館コンサート」、12月には東京カテドラル聖マリア大聖堂にてバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会、1月にはニューイヤーコンサートとしてサントリーホール大ホールにてリサイタルを開催。CDリリース多数。 ルンデの会例会には過去2回来演。1982年3月「Romantische 1842-1982」でアラン・プラネス、翌83年11月「20世紀のチェロ」でジャック・ルヴィエと共演した。爾来20年ぶりの例会登場となる。 |