黒田ゆか ピアノ・リサイタル2004
“軽やかさをもとめて……”

kuroda

《ショパン:ワルツ全19曲を奏でる》
No.15 ホ長調、 No.14 ホ短調、 No.19 イ短調、
No.9 変イ長調 Op.69-1 「告別」、 No.13 変ニ長調 Op.70-3
No.6 変ニ長調 Op.64-1 「子犬」、 No.5 変イ長調Op.42
〜・〜・〜・〜
No.4 ヘ長調 Op.34-3 「華麗なるワルツ」、 No.7 嬰ハ短調 Op.64-2、
No.10 ロ短調 Op.69-2、 No.11 変ト長調 Op.70-1、
No.17 変ホ長調、 No.16 変イ長調
〜・〜・〜・〜
No.1 変ホ長調 Op.18 「華麗なる大ワルツ」、 No.3 イ短調Op.34-2、
No.8 変イ長調 Op.64-3、 No.12 へ短調 Op.70-2、 No.18 変ホ長調、
No.2 変イ長調 Op.34-1 「華麗なるワルツ」


2004.12.7(火)19:00   名古屋市熱田文化小劇場
全自由席 3,000円
お問合せ・マネージメント: ルンデ(052)203−4188

※公開リハーサルあり(9月16日)

何を思い立ったか、ダンスレッスンを始めて3年になります。
ダンサーやバレリーナの脚さばきは、脚の動きのみよるものではありません。
躯の核となる部分を感じ、そこに呼吸を吹き込み集中力を高め、
その核なる部分と頭から脚先にいたる末端のバランスを丁寧に感じ入らねば
本物の動きは捉え切れません。
ピアニストの手の動きもこれに然り。

【黒田ゆか プロフィール】

 東京音楽大学ピアノ専攻卒業。1989年から98年の間、六夏にわたり」渡仏,1990年には第4回名古屋市新進芸術家海外研修生に選考され、ニース国際夏期アカデミー及びパブロ・カザルス音楽祭夏期アカデミーを10期修了する。この間パスカル・ロジェ氏、ジャン=フィリップ・コラール氏に継続して師事しピアノ演奏の根本原理から演奏家の精神性、実践上の表現効果まで数々のことを学ぶ。
 日本新交響楽団とのコンチェルト共演、プランタン銀座(東京)での「エリック・サティー展コンサート」などのほか、「CBCサロンコンサート」「名フィル+αコンサート」「ルンデ音楽する仲間たち」「アンサンブル・トゥデー・コンサート」などのシリーズコンサートに出演。1991年の「ピアノ&オーボエ・ジョイント・リサイタル」では、“自由で闊達なピアノを聴かせたピアニスト”(音楽の友誌91年11月号)、“日本人離れした音楽性”(音楽現代誌 同)と評された。1988年第1回リサイタルの後、97年、98年、99年にソロ・リサイタルを開催。また愛知芸術文化センター大ホールでの第37回愛知県建設業災害防止大会コンサートタイムでソロ・リサイタルを、2003年12月に名フィルオーボエ奏者山本直人氏とXマス・デュオ・コンサートを開催。
 故・前川幸子、小林 仁、P・ロジェ、J=P・コラールの各氏に師事。大学在学中より作曲家湯浅譲二氏の音楽と人間をめぐる考察に強く影響を受けている。
 文豪江戸川乱歩の従兄弟の孫。現在名古屋市内でフランスで学んだメトードを軸にピアノ教室〈コンセール・イグレック〉を開き、後進の指導にあたっている。


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