巨匠クリストフ・エッシェンバッハが激賞する
ドイツの新星、登場 !!


エリック・シューマン
ヴァイオリン・リサイタル

ERIK SCHUMANN Violin Recital

schumann
《ルンデあしながクラブ推薦コンサート》
2004年10月28日(木)19:00(開場 18:30)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16-7)

【共演】ヘンリ・シーグフリードソン(ピアノ)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 Op.23
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 Op.13
ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナティナ ト長調 Op.100
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.94 bis


【参加会費】一般 4,500、ペア 8,000、学生 2,000
      一部座席予約可(160席中約50席)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188

東京公演:10月30日(土)19:00 トッパンホール 全指定席 4,000

出演者 プロフィール

エリック・シューマン(ヴァイオリン)

 1982年生まれ。母は日本人でピアニスト。父はデュッセルドルフ・オペラハウスのヴァイオリン奏者という音楽一家に生まれる。
 エリックは4歳よりデュッセルドルフの鈴木メソード、その後、父より手ほどきを受け、9歳よりロシアの大家、ザハール・ブロン教授の下で学んだ。リューベック国立音楽院を経て1998年4月からケルン国立音楽院のブロン教授のクラスで学んでおり、多くのマスタークラス(ピンカス・ズツカーマン、ミリアム・フリード、ヘルマン・クレバース、ジョージ・パウクなど)を習得している。
 1994年(11歳)全ドイツ学生音楽コンクールにて最年少、最高点で優勝。1995年(12歳)ロシアのノポシビルスク若いヴァイオリニストのための国際コンクール優勝。1996年(13歳)ポーランドの「ヴィニアフスキー一リピンスキー国際ヴァイオリンコンクール」優勝。2001年(18歳)ギリシャの国際ヴァイオリンコンクールで優勝。2002年(19歳)パリの「ロン=ティポー国際音楽コンクール」入賞。
 エリック・シューマンが最初にステージにたったのは、12歳のとき、デュッセルドルフとヴェルニゲローデ(旧東ドイツ)で、その演奏は驚きを持って「天才少年」と評された。その後、14歳のとき、ゲヴァントハウス・オーケストラとユニセフのガラ・コンサートに出演。15歳でデュッセルドルフ交響楽団と共演。10代で、すでに成熟した音楽性を聴かせた演奏は、鮮烈なインパクトを与え、この時、多くの人々に《エリック・シューマン》の名前が深く刻まれ、最大の注目の的となった。
 1999年の夏に「シュレースヴィック・ホルシュタイン国際音楽祭」に音楽監督のクリストフ・エッシェンバッハ氏よりソリストとして招かれ、同氏と共演。2000年、2001年の夏には、ラヴィニア音楽祭(アメリカ)に招がれ、特に室内楽を研修し、演奏会では大好評を得た。2001年デュッセルドルフ交響楽団と中国8主要都市を公演。また、2002年シカゴの Ravinia's Rising-Stars でリサイタルを開き高い評価を得た。
 これまでに共演したオーケストラは、ケルン室内オーケストラ、デュッセルドルフ交響楽団、メニューインの設立したシンフオニア・バルゾビア、ライプツッヒ・ゲヴァントハウス・オーケストラ、ウィーン室内オーケストラ、リトアニア室内管弦楽団、京都市交響楽団、神奈川フィルハーモニー交響楽団などが挙げられる。
 コンサートに加えて、テレビ、ラジオの出演も多く、ドイツ国立テレビZDF、京都テレビ、ドイツ国立放送WDR、バイエルン国立放送団などに出演している。2003年5月、スイスに本拠地を置く、ヨーロッパ芸術財団がヨーロッパ全土のなかから優れた芸術家に贈る《ヨーロッパ芸術賞》(Europaischer KuIturpreis)を受賞。2004年は、ルーブル美術館でのフランス・デビュー、チエコ・フィル、シカゴ響との共演が予定されるなど、エリック・シューマンの名が世界に広まるのも秒読み段階と期待されている
 日本では、2001年10月「京都の秋音楽祭」にて大友直人指揮/京都市交響楽団と共演、加えてリサイタルも行ない(ピアノは藤満健氏)高く評価された。02年2月には横浜みなとみらいホールで神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演。

ヘンリ・シーグフリードソン(ピアノ)

 1974年生まれのフィンランドのピアニスト、ヘンリ・シーグフリードソンは、最初トゥルク音楽院で音楽を学び、後にヘルシンキのシベリウス・アカデミーのエリック・T・タヴァスツイェルナ教授のもとで研鐙を積んだ。さらにドイツに留学し、1995年秋からケルン音楽アカデミーのパヴェル・ギリロフ教授に師事。1995年から1997年にかけてはワイマールのフランツ・リスト音楽院にてラザール・ベルマンのマスタークラスを受講している。
sigfridsson  シーグフリードソンは、数々のコンクールで優秀な成績を修めている。1994年、ワイマールのフランツ・リスト国際コンクールで第1位を獲得したほが、1995年にはスカンジナヴィアで最も声望のあるとされるノルディック・ソリストーコンクールで優勝。2000年7月には有名なゲザ・アンダ・コンクール(チューリヒ)で第2位および聴衆賞を獲得した。また、シーグフリードソンは、フィンランドで最も権威のある文化賞のひとつに数えられるABOA賞を授与されている。
 1996年に彼はフィンランド・フエスティヴァルのヤング・アーティストーオブ・ジ・イヤーに選ばれた。彼は生国フィンランドの主要なオーケストラと共演しているほか、国内の主要な音楽祭のほとんど全てでリサイタルを開催している。ソリストとしてのシーグフリードソンは、ウラディーミル・アシュケナージ、アレクサンダー・ラザレフ、ローレンス・フオスター、ハワード・シェリー、ドリアン・ウィルソン、デニス・ラッセル・デイヴィス、フォルカー・シュミット=ゲルテンバッハ、ゲオルク・アレクサンダー・アルブレヒト、グンハルト・マッテスといった指揮者のもとで数多くの著名なオーケストラチューリヒートーンハレ管弦楽団、サンクトペテルプルク・フィルハーモニー、MDR管弦楽団、フランス国立リール管弦楽団、ワイマール・シュターツカペレ、ザルツブルク・力メラータ・アカデミカ、シュトゥットガルト室内管弦楽団などと共演している。2000年秋には、ノルトライン=ヴェストファーレン州(NRW)のコンサートーシリーズ「ペスト・オプ・NRW」に招待されたほか、翌2001年秋には同州よりヤング・アーティスト奨学生に選ばれ、ドルトムントのモーツァルト協会から奨学金を受けている。
 彼はまたこれまでに、東京文化会館やロンドンのウィグモア・ホール、ペルリン・コンツェルトハウスといった著名なコンサートホールのほか、ルツェルン、ロッケンハウス、ラヴィニア、バート・キッシンゲン、サンクト・ペテルブルク(ミュージカル・オリンポス)、ダヴォス、クラコフ、アウグスブルク(モーツァルト・フエスティヴァル)での音楽祭、ルール・ピアノ音楽祭、スティリアルテ・フェスティヴァルなどに出演している。また、室内楽の分野でもギドン・クレーメル、イヴリー・ギトリス、パトリシア・コパチンスカヤ、ダヴィット・フリューヴィルト、ヨハネス・モーザーといった著名な音楽家たちと共演している。

Top of this Page   Back   Top of Music-Tower