タチャーナ・ヴァシリエヴァ 無伴奏チェロ・リサイタル
17歳でミュンヘン国際音楽コンクール第2位。 |
タチャーナ・ヴァシリエヴァ プロフィール |
1977年ノヴォシビルスク生まれ。6歳よりチェロを始める。1989年よりモスクワ音楽院でマリア・ユラヴリョヴァに師事。
1995年よりミュンヘン音楽大学でワルター・ノータスに師事し優秀な成績で卒業。その後ベルリンのハンス・アイスラー大学におけるマスタークラス及びリューベックにてダヴィド・ゲリンガスに学ぶ。
1994年17歳でミュンヘン国際音楽コンクール第2位。 同年、「Bunkamuraオーチャードホールアワード」受賞。 1999年第3回アダム国際チェロ・コンクール(ニュージーランド)優勝。 2000年第1回パブロ・カザルス国際チェロ・コンクール(ドイツ/クロンベルグ)第2位。 2001年第1回泉の森国際コンクール、チェロ部門優勝。 同年、第7回ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール優勝。 これまでにパリ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ワイマール州立歌劇場管弦楽団、バーゼル交響楽団、アテネ国立交響楽団、リトアニア・フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、モスクワ・ソロイスツなどの世界各地のオーケストラ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、サカリ・オラモ、クリストフ・エッシェンバッハ、クシシュトフ・ペンデレツキ、ドミトリー・キタエンコ、ミハイル・ユロフスキほかの指揮者と共演。 著名な国際音楽祭にも多数出演し、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメット、シプリアン・カツァリスなどと室内楽で共演している。また、ドイツ、オーストリア、イタリア、スイス、スペイン、ギリシャ、ロシア、南米各地、日本、台湾、ニュージーランド等世界各地に招かれ演奏し、テレビ・ラジオなどの放送出演も多い。 2002年ナクソスよりストラヴィンスキー、ブリテンなど20世紀作品を集めたデビューCDを発売。2003年仏ユニヴァーサル・アコールよりシチェドリン、ペンデレツキ、シュニトケ他20世紀〜21世紀の無伴奏チェロ作品を集めた2枚目のCDをリリース、権威あるディアパゾン賞(ヤング・アーティスト部門)を受賞した。2004年2月には、同レーベルよりシューベルト、フランク他の作品によるCDをリリース。 バッハから現代曲までレパートリーは幅広く、テオドラキス作曲のチェロ協奏曲をアテネで世界初演している。現在、仏LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)社から貸与された1725年製ストラディバリウス“Vaslin”を使用。 |