和波孝禧 ヴァイオリンを語る
《バロックとモダン楽器による無伴奏リサイタル》

Wanami Takayoshi  plays  Baroque- & Modern-Violin

《ルンデの会12月例会》
2004年12月19日(日)15:00(開場 14:30)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16-7)


J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番 イ短調 BWV.1003
J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV.1004
バルトーク:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ

和波

【参加会費】一般 5,000、ペア 9,000、学生 2,000
      一部座席予約可(160席中約50席)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188

和波孝禧(わなみ・たかよし) プロフィール
 1945年東京生まれ。4歳よりヴァイオリンを始め、辻吉之助、鷲見三郎、江藤俊哉の各氏に師事。
 1962年第31回日本音楽コンクール第1位、特賞、安宅賞受賞。1965年ロン=ティボー国際コンクール、1970年ロンドンのカール・フレッシュ国際コンクールにいずれも上位入賞。1968年点字毎日文化賞、1971、1978、1983年には文化庁芸術祭優秀賞、1993年モービル音楽賞、1995年にはサントリー音楽賞を受賞。
 国内の主要オーケストラはもとより、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、セント・マーチン・アカデミー管弦楽団等と協演。また、ピアニスト土屋美寧子とのデュオ、東京でのクリスマス・バッハ・シリーズ、アフタヌーン・コンサートの開催、いずみごうフェスティバル・オーケストラの主宰、サイトウ・キネン・オーケストラへの参加、CD録音など多彩な活動を繰り広げている。
 現在、桐朋学園および東京芸術大学で非常勤講師を務めるほか、毎年8月に八ヶ岳サマーコースを開催し、後進の指導にも意欲的に取り組んでいる。

 ルンデには開館の年1981年以来ほぼ毎年来演(下欄に来演記録)。1999年から2002年に3回にわたる「ベートーヴェン・ソナタ全集」を終えた後、02年12月、21回目の例会出演で、初めてバロックヴァイオリンを手にし、03年12月との二回、中野振一郎のチェンバロでバッハを共演し、話題をまいた。
 そして今年(2004年)は無伴奏で、前半にバロックヴァイオリンを完全に手中に収めた証しとしてバッハを、後半はモダン楽器を採ってバルトークを弾くという、意欲的なリサイタル。

和波孝禧 ルンデの会例会来演記録
1981年10月 ヴァイオリンを語る 1 【共演】土屋美寧子(pf)
1983年11月 ヴァイオリンを語る 2 【共演】土屋美寧子(pf)
1984年12月 デュオとトリオの夕べ 【共演】北本英樹(vc)、土屋美寧子(pf)
1985年 7月 バッハ:無伴奏ソナタ その1 
1986年 8月 ポピュラー・コンサート 【共演】土屋美寧子(pf)
1987年11月 20世紀の無伴奏ヴァイオリン作品
1988年10月 ベートーヴェン・ソナタ集 【共演】ヘルムート・バルト(pf)
1989年 9月 バッハ:無伴奏ソナタ その2
1990年 6月 シューベルト・リサイタル 【共演】土屋美寧子(pf)
1991年 5月 ヴァイオリンを語る 9 【共演】土屋美寧子(pf)
1992年10月 ヴァイオリンを語る 10 【共演】土屋美寧子(pf)
1993年12月 バッハの夕べ 【共演】アルミン・タールハイム(cemb)
1994年12月 ブラームス:ソナタ全集 【共演】土屋美寧子(pf)
1995年12月 バッハの夕べ(その2) 【共演】アルミン・タールハイム(cemb)
1996年12月 シューベルトのトリオ 【共演】北本英樹(vc)、土屋美寧子(pf)
1997年12月 プロコフィエフのソナタ 【共演】土屋美寧子(pf)
1999年 2月 モーツァルトの四重奏曲 
    【共演】ウェルナー・トリップ(fl)、松実健太(va)、土屋美寧子(pf)
1999年12月 ベートーヴェンのソナタ(1) 【共演】土屋美寧子(pf)
2001年 1月 ベートーヴェンのソナタ(2) 【共演】土屋美寧子(pf)
2002年 1月 ベートーヴェンのソナタ(3) 【共演】土屋美寧子(pf)
2002年12月 バロックヴァイオリンによるバッハ集(1) 【共演】中野振一郎(cemb)
2003年12月 バロックヴァイオリンによるバッハ集(2) 【共演】中野振一郎(cemb)


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