マルティヌー・ピアノ・トリオ
MARTINU Piano Trio

《ルンデの会５月例会》
２００５年５月３０日（月）１９：００（開場　１８：３０）
スタジオ・ルンデ（名古屋市中区丸の内　2-16-7）

ペトル・イジコフスキー（ピアノ）
パヴェル・サハジック（ヴァイオリン）
ヤロスラフ・マテイカ（チェロ）

ベートーヴェン：ピアノ三重奏曲　第５番　ニ長調　Op.70-1「幽霊」
マルティヌー：ピアノ三重奏曲　ニ短調
スメタナ：ピアノ三重奏曲　ト短調　Op.15

【参加会費】一般 5,500、ペア 10,000、学生 2,000
　　　　　　一部座席予約可（160席中約50席）
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ　TEL:０５２−２０３−４１８８

　１９９０年プラハ音楽院で結成。２００２年まではアカデミア・トリオと称していたが後に、元スメタナカルテットのコハウト教授の勧めによりマルティヌー・トリオに変更し本格的演奏活動に入る。この間数々のコンクールに上位入賞し、１９９５年オランダのＨｅｅｒｌｅｎコンクール優勝。また多くのマスタークラスに参加、プラハ・トリオ、シャンドール・ドゥビッチ、メネハム・プレスラーなどの下で研鑽を積んだ。
　１９９６−９８年にはミッシエル・シュニッラーのもとでウイーンの音楽院で学んだ。母国、チェコをはじめヨーロッパ全域で演奏活動を行い、チェコ・フィル、プラハ・シンフォニーなどと共演、１９９９年には「プラハの春」に出演、また多くのフェスティバルに招かれている。２００２年にはパリ・シャトレー劇場にマグダレーナ・コジーナの招きによりガラ・コンサートに出演。２００４年２月リボール・ペシェック指揮のチェコ・フィルハーモニーオーケストラとベートーヴェンの三重協奏曲を演奏。チェコ放送局番組に数多く出演、１９９５年にはチェコ室内楽協会により、年度優秀賞の栄誉を受けた。

　１９７１年、プラハの生まれ。Prof .Zdena .Janzurovaの指導の下に４歳からピアノを始める。プラハ音楽院でも彼の指導の下で学び、Performing Arts音楽学校ではEmil Lechner, Frantisek Maly, Ivan Klanskyに師事する。その頃、彼はパリ音楽院の講習生としてTheodor Paraskivesco（ソロピアノ）, Itamar Golan（室内楽）の下でも学んでいた。１９９１年以来、数々のマスタークラスにおいてLazar Berman, Georgy Sandor, John Perry, Isaac Stern, Yefim Bronfman等に師事。
　 彼はソリストとしては勿論、The Prague Symphony Orchestra, Prague Philharmonia, Talish Chamber Orchestraなどのオーケストラと協演し、Jiri Belohlavek, James Sedaresなどの指揮者とも共演している。またCDはチェコ・レーベル（Supraphon, Matous, etc）、日本ユニバーサル、アメリカMMCなどからリリースしている。

　１９７１年、プラハの生まれ。6歳からヴァイオリンを始める。Nora Grumlikovaにつき、プラハ音楽院、Performing Arts音楽学校で学び、同時にオーストリアのViktringやSemmeringを含む講習会でも学んでいる。１９８６年にコチアン・コンクールで入賞。８８年にはMoraviciのhradecで行われるベートーヴェン・コンクールで優勝。９２年にはウィーンで行われたフリッツ・クライスラーコンクールにて入賞を果たした。
　チェコ交響楽団の楽団員としてだけではなく室内楽でも活動し、自国、及び国際舞台で活躍し、またチェコラジオで放送の録音も行っている。１９９１年から１９９７年、チェコ交響楽団の副首席。現在は、プラハ室内楽オーケストラのメンバーとして活躍している。

　１９６９年、Karlovy Varyの生まれ。Jan Vychytilの下で６歳からチェロを始める。その後、プラハ音楽院でViktor Moucka'sに師事。１９９０年から１９９４年までプラハの Performing Arts 音楽学校でMiroslav Petrasに師事する。彼は様々なチェコのオーケストラでの活動の他に、チェコラジオのレコーディングも行っている。また、ViktringやSemmeringやAustriaのマスタークラスにも参加している。彼は、室内楽を中心に演奏し、１９９４年以降プラハ交響楽団の副主席を勤めている。