《ルンデの会7月例会》

ソレダッド・タンゴ五重奏団
SOLEDAD,  Tango Quintet

アルゲリッチも認めた、夏の夜に輝くタンゴの新星
ノスタルジヒを湛えた情熱で色彩豊かに響く「モダン・クラシック」
Soledad
【photo:Ana Bloom】
2005年7月24日(日)18:00(開場 17:30)

マニュ・コンテ MANU COMTE (accordion)
ジャン=フレデリック・モラール JEAN-FREDERIC MOLLARD (violin)
アレクサンダー・グルニング ALEXANDER GURNING (piano)
パトリック・ドゥ・シュイテール PATRICK de SCHUYTER (guitar)
ゲリー・カンビエ GERY CAMBIER (double bass)


 ピアソラ:チン・チン、バレエ・タンゴ、よみがえる愛
カペレッティ:南アメリカ組曲
ピアソラ:ドブルAの悲しみ
ガリアーノ:クロードのためのタンゴ

ピアソラ:天使のミロンガ、ブエノスアイレスの冬、ブエノスアイレスの夏
ドゥヴレーズ:Passages a 5
ピアソラ:五重奏のためのコンチェルト

スタジオ・ルンデ(名古屋市中区丸の内 2-16-7)
【参加会費】一般 5,500、ペア 10,000、学生 2,500 ※一部座席予約可(160席中約50席)
【予約、お問合わせ】ルンデ TEL:052−203−4188

ソレダッド  Soledad

 タンゴ・ヌエヴォ(新しいタンゴ)を提唱したピアソラがパリのコンセルヴァトワールに学び、クラシックの音楽語法を採り入れてタンゴの芸術性を高めたように、ソレダッド・タンゴ五重奏団は、コンセルヴァトワールで培われたクラシック音楽の確かな演奏技術を駆使して、「モダン・クラシック」のコンセプトのもとに、タンゴとクラシックの双方のフィールドに新たな地平を拓き続けている。
 アルゼンチン出身の名ピアニスト、アルゲリッチさえもその魅力に惹きつけられ、機会あるごとに彼女との共演を果たしている彼らは、クラシック、ポピュラーといったジャンルを超えて、ワールド・ミュージックの十字路に新しい風を吹き込む。

ソレダッドに寄せて:
『ソレダッドを聞いて、その稀に見る激しさに圧倒された。知恵とノウハウを結集し、セックス・アピールを融合した演奏は、私を悲劇的かつ神秘的なタンゴの世界で包み込んでくれる。』 マルタ・アルゲリッチ(ピァニスト)

『スウィングといい、その情熱といい、感動といい、音色といい、ソレダッドは素晴らしい音楽家集団だ。アストル・ピアソラの音楽を、情熱を持ってあるべき姿のままに再現している。もしピアソラが生きていたら、かつて一緒に仕事をしていたころ私によく言ってくれた言葉をそのまま彼らにも向けるに違いない。「いい演奏をしてくれたね!」と。とにかく素晴らしい』 リシャール・ガリアノ(作曲家)

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【photo:Ana Bloom】

●プロフィール:
 1995年、もともとはクラシックの分野で活躍していた5人の演奏家がピアソラ作品に魅せられて結成。アコーディオン、ヴァイオリン、ピアノ、ギター、コントラバスからなるクインテットで「タンゴ・ヌエボ(新しいタンゴ)」をレパートリーとし、瞬く間に人気を集めた。また、1998年にブリュッセル王立音楽院が主宰するマチルド・オルレ・ダプサン室内楽コンクールとローマの国際音楽トーナメントで優勝を果たしている。2000年、ブリュッセルのパレ・デ・ボザールで行われたコンサートでアルゲリッチと出会い、以後、ブリュッセル王立音楽院でのコンサートで共演したのをはじめ、台北や別府のアルゲリッチ音楽祭にも招かれ、大成功を収めている。


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