崎元 譲《ファンタスティック・ハーモニカ》 SAKIMOTO JOE Fantasitic Harmonica XII |
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《ルンデの会2月例会》
2006年2月5日(日)15:00(開場 14:30) スタジオ・ルンデ(名古屋市中区丸の内 2-16-7) 《無伴奏リサイタル》 J. S. バッハ:パルティータ イ短調 BWV.1013 J. S. バッハ:パルティータ BWV.1006 より ピルスル:パガニーニの主題による変奏曲 シュタインコグラー:「無伴奏ハーモニカ曲集I」より9曲 ドビュッシー:シリンクス ヴェタム:無伴奏ハーモニカのための「即興曲」 菅原明朗:無伴奏ハーモニカのための「フーガ」 三宅榛名:「グリーン・ボックス」 美野春樹:オプセデ〜無伴奏ハーモニカのための ライリー:セレナーデ&カプリシオ 【参加会費】一般 5,000、ペア 9,000、学生 2,500 一部座席予約可(160席中約50席) 【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188 ※このコンサートの聴衆の反応を紹介します |
崎元 譲(さきもと・じょう クロマティック・ハーモニカ) |
佐藤秀廊氏に師事。1967年第1回のリサイタルを東京で開催。1970年に西ドイツのトロシンゲン市立音楽院に入学しヘルムート・へロルドに師事した。1971年には、ロンドンで世界的ハーモニカ奏者であるトミー・ライリーに師事、また、第13回世界ハーモニカコンクールのソリスト部門第2位入賞を果たし一躍注目を浴びた。1973年、帰国リサイタルを全曲ハーモニカのオリジナル曲で開く。1978年、岩城宏之指揮、NHK交響楽団とヴィラ・ロボスのハーモニカ協奏曲を定期公演で協演、札幌交響楽団、東京交響楽団とも協演した。以降、1980年には小澤征爾指揮、新日本フィルとポール千原の「弦楽四重奏と管弦楽のための協奏曲」のハーモニカパートを演奏するほか、東京フィル、大阪フィル、京都市響、名古屋フィル、九州響、仙台フィルなど多くのオーケストラと協演している。
リサイタルではフランクのヴァイオリン・ソナタを吹くなど、毎回変化に富んだ意欲的なプログラムを展開しており、現代日本の作品を紹介することも彼のライフワークの一つである。また、ソロだけでなくギターやハープとのデュオ等にも意欲的であり、ギターの故・芳志戸幹雄、荘村清志、鈴木大介、アコーディオンの御喜美江、ハープの三宅美子、ピアノの美野春樹、三宅榛名、高橋悠治、西村由紀江らと共演している。 1997年には、演奏家生活30周年のコンサートをアコーディオンの御喜美江、ハープの三宅美子、ピアノの三宅榛名、美野春樹をゲストに迎えて開いた。 2002年に発売された、アコーディオンの御喜美江と共演したCD「ポエム・ハーモニカ」は文化庁芸術祭優秀賞を受賞、「この楽器の多様な可能性をみごとに体現している。」と高い評価を受けた。 崎元 讓のハーモニカ音楽に対する姿勢は、他の楽器と十分に肩を並べられるだけの表現の幅を持った音楽を演奏することである。それだけの表現の可能なスライド式のクロマティック・ハーモニカを使用し、またそれを普及させる努力を続けている。 現在は各地でのコンサートのほか、映画、テレビ、ラジオ出演などに活躍する傍ら、後進の指導にもあたっている。 ルンデの会例会には1982年以来、無伴奏リサイタルを含めてすでに16回来演(下欄参照)し、クロマティック・ハーモニカの可能性を極限まで披露し続けている。 |
【ディスコグラフィー】
「ハーモニカの芸術」(30CM-482)/「忘れっぽい天使:吉松隆作品集」(30CM-556) 「アヴェ・マリア」(ハープ: 三宅美子)(25CM-589) 「ヴォカリーズ」(ピアノ:美野春樹)(28CM-590) 「ポエム・ハーモニカ」(アコーディオン:御喜美江)(28CM-674) 「亡きセルゲイへの追伸」(ピアノ:美野春樹)(CMCD-28017) 「トレド・フォー・ユー〜ハーモニカとピアノのためのオリジナル作品集」 |