2002年 第6回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール優勝

クス・クァルテット  KUSS QUARTET

Homage to Mozart − モーツァルト生誕250年に寄せて

kuss
 

《ルンデの会5月例会》
2006年2月24日(金)19:00(開場 18:30)

モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 KV.546
ベルク:弦楽四重奏曲 Op.3
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第1番 ト長調 K.80
ベートヴェン:弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキ−第2番」


【会場】スタジオ・ルンデ(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)

【参加会費】一般 5,000、ペア 9,000、学生 2,000
     ※一部座席予約可(160席中約50席)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188
このコンサートの聴衆の反応を紹介します
クス・クァルテット プロフィール
ヤーナ・クス Jana Kuss - violin
オリバー・ヴィレ Oliver Wille - violin
ウィリアム・コールマン William Coleman - viola
フェリックス・ニッケル Felix Nickel - cello

 クス・クァルテットは1991年 Eberhard Feltz の提唱によってベルリンにあるハンス・アイスラー音楽院の学生で結成された。現在のメンバー構成は、創設メンバーである Jana KussとOliver Wille (共にヴァイオリン)、William Coleman (ヴィオラ)、Felix Nickel (チェロ)となっている。彼らは1993年、前ドイツ大統領 Richard von Weizsackerの御前での宮殿演奏会でデビューを飾リ、それ以降多くの著名な室内楽演奏会にゲストとして招かれ出演している。

kuss2 クス・クァルテットはKarl Klingler Foundation から奨学金を得、アスペン(コロラド)、サンタンデル (スペイン)など数多くの国際音楽祭に参加し、世界一流の音楽家と共にザルツブルグのモーツァルテウムでも演奏している。彼らはウァルター・レヴィン氏とクリストフ・ポッペン氏に師事し、リューベックで行われているヴァルター・レヴィン氏のマスタークラスにもゲストとして招かれている。2001年10月にはポール・カッツ氏の招きにより、ボストンのニューイングランド音楽院へ弦楽四重奏の“Graduate Diploma Program”に参加。2002年3月、クス・クァルテットはボストンのジョーダンホールでデビューし、さらにヴァルター・レヴィン氏の推薦により the College of Science in Berlin で行われたレクチャー・リサイタル・プロジェクトにおいてシェーンベルクの弦楽四重奏曲第1番を演奏している。

 彼らの演奏はヘッセン放送とベルリン放送などのメジャーな公共放送局で放送(放映)されており、また、ブンデンロイトコンクール(1997年ドイツ)、カール・クリングラーコンクール(1998年ベルリン)、バンフ国際弦楽四重奏コンクール(2001年カナダ)などの国際的なコンクールでの受賞からもクス・クァルテットの演奏の成功が確証できるであろう。2002年3月にはクス・クァルテットは German Music Council賞とハンブルグの the Musikleben Foundation 賞が与えられている。

 ボルチアーニ・コンクール優勝により、ヨーロッパ、アメリカ、日本での30公演のコンサートツアーを2002/2003シーズンに、ロンドン、パリ、ハンブルグ、ザルツブルグ、グラーツ、ベネツィア、フィレンツェ、ワシントン、東京他多くの都市へ派遣され、公演を行うこととなっている。

 クス・クァルテットはボルチアーニ・コンクール優勝と共にヨーロッパ・コンサートホール協会 "Rising Stars" プログラム2003−2004にドイツ代表として公式に選ばれている。これにより、彼らは、アムステルダムのコンセルトヘボウ、アテネコンサートホール、ケルン・フィルハーモニーホール、バーデン・バーデン祝祭劇場、カーネギーホール、ストックホルム・コンサートホールなどでデビューすることとなる。

 ルンデには、2003年5月、第6回「パオロ・ボルチアーニ賞」国際弦楽四重奏コンクール(イタリア/レッジョ・エミリア)優勝者ワールド・ツアーの一環として来演、その若々しい音楽で聴衆を魅了した。


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