《ルンデの会3月例会》

ヴォルフラム・クリスト ヴィオラ・リサイタル
WOLFRAM CHRIST  Viola Recital
【共演】野原みどり Nohara Midori (piano)

christ

2006年3月5日(日)15:00 (開場 14:30)

ブラームス:ヴィオラ・ソナタ 第2番 変ホ長調 Op.120-2
シューマン:おとぎの絵本 Op.113
ミヨー:四つの顔
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.120-1

スタジオ・ルンデ(名古屋市中区丸の内 2-16-7)
【参加会費】一般 5,500、ペア 10,000、学生 2,500
     ※一部座席予約可(160席中約50席)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ
 TEL:052−203−4188

このコンサートの聴衆の反応を紹介します

ヴォルフラム・クリスト プロフィール
 ヴォルフラム・クリストは、ソリストとして国際的な名声を得た数少ないヴィオラ奏者の一人である。6歳の時に父親からヴァイオリンの手ほどさを受け、12歳でヴィオラに転向した。早くから数々のコンクールで受賞し、20歳の時ミュンヘンでの ARDコンクールに入賞した彼は、2年後、カラヤンよりベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者に迎えられた。バロックから現代音楽までを網羅するレパートリーの広さを誇るクリストは、世界各地でヴィオラ・ソリストとしても活動している。また、ベルリン・フィルのソリストとして、これまでに60以上のステージに立っており、録音も数多く、バルトーク:ヴィオラ協奏曲(小澤)、ヒンデミット:ヴィオラ協奏曲およびヴィオラ・ダモーレ協奏曲(アバド)、モーツァルト:協奏交響曲(同)、ベルリオーズ:『イタリアのハロルド』(マゼール)、さらにシュトラウス:『ドン・キホーテ』(カラヤン)などを発表している。室内楽奏者としても、録音や国際的な音楽祭で活躍しており、アルゲリッチ、クレーメル、ノーマン、バレンボイム、レヴァインらと共演している。
 1998年、フライブルグ音楽大学のヴィオラ科の教授に迎えられ、翌年、20年以上に亘って在籍したベルリン・フィルを退団した。そして近年、クリストは、独、伊、南ア、そして豪州等で指揮者としても活躍しているが、そのレパートリーもまた古典から現代音楽に及び、ドヴォルジャーク、ベートーヴェン、マーラー、R. シュトラウス、ラヴェル、モーツァルトなどの主要な作品を含んでいる。
野原みどり プロフィール
nohara  東京芸大を経てパリでジェルメーヌ・ムニエ等に学び、1991年「ブダペスト・リスト国際ピアノコンクール」第2位。1992年「第23回ロン=ティボー国際ピアノ・コンクール」に第1位。この受賞によって一躍注目を集め、バリを始め欧州各地及び日本国内でコンサート活動を開始した。
 ロリン・マゼール、小澤征爾など世界的指揮者に認められてしばしば協演している。
 現在も日本の主要オーケストラとの共演をはじめ、リサイタル、室内楽など活動の幅を広げている。CDは、「ラヴェル全集」「月光」などいずれも好評である。
 ルンデの会例会には、これまでにリスト:「詩的で宗教的な調べ」(1996年)、ラヴェル:全ピアノ作品連続演奏会(2004年)の2度来演、どちらも大変印象的な演奏だった。


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