野原みどり ピアノ・リサイタル
NOHARA MIDORI  Piano Recital

野原
《ルンデの会5月例会》
2006年5月21日(日)
15時開演(開場 14時30分)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16-7)

「ブラームスを弾く」
Johannes Brahms
(1833-1897)

二つのラプソディ Op.79
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
ソナタ 第3番 ヘ短調 Op.5


【参加会費】
一般 5,000、ペア(要予約)9,000、学生 2,500
一部座席予約可(160席中約50席。学生除く)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ
TEL:052−203−4188

野原みどり プロフィール

 第56回日本音楽コンクール・ピアノ部門第1位、増沢賞・井口賞受賞。1988年NHK「若い芽のコンサート」に出演。東京芸術大学を首席で卒業後、パリでジェルメーヌ・ムニエ等に学び、第42回ブゾーニ国際ピアノコンクールに1位なしの3位入賞、併せてリスト・エチュード賞受賞。さらに1991年ブダペスト・リスト国際ピアノコンクール2位入賞。1992年には第23回ロン=ティボー国際ピアノコンクールにて第1位となる。この受賞によって一躍楽壇の注目を集め、パリを始めとするヨーロッパ各地及び日本国内で演奏活動に入った。
 世界的指揮者にも認められ、1994年ロリン・マゼール指揮フィルハーモニア管(巨匠マゼールと世界のオーケストラシリーズ)、小澤征爾指揮新日本フィルと協演。1995年にはマゼール指揮ピッツバーグ響に招かれ、プロコフィエフの協奏曲第2番を協演、「まるでプロコフィエフが彼女のためにこの曲を書いたようだ」と絶賛を博した。1997年にも「巨匠マゼールと世界のオーケストラシリーズ」で好評を博している。その他、ベルリン・フィル・ヴィルトゥオーゾ、プラッソン指揮/ドレスデン・フィルの日本ツアーではソリストを務め、アンサンブル・ウィーン=ベルリンの日本ツアーでも共演者に選ばれている。
 国内の主要オーケストラの定期公演にも次々と登場、1998年には高関健指揮大阪センチュリー響定期演奏会でラヴェル「左手のためのピアノ協奏曲」と「ピアノ協奏曲」を弾き、好評を博した。さらに日本全国でのリサイタル、NHK「名曲アルバム」「土曜リサイタル」などの放送出演と、着実に活躍の場を広げている。
 2001年にラヴェルピアノ独奏作品全曲演奏会、2002年にメシアン「世の終わりのための四重奏曲」を中心とする室内楽演奏会を、2003年にはヴィオラの名手ジェラール・コセとのジョイント・リサイタル等を行い、いずれも高い評価を得た。
 これまでに、「ラヴェル:ピアノ作品全集 I,II」などに加えて、2005年6月に最新版「月光」をリリースしている。

 ルンデの会例会には、これまでにリスト:「詩的で宗教的な調べ」(1996年)、ラヴェル:全ピアノ作品連続演奏会(2004年)の2度来演、どちらも大変印象的な演奏だった。本年3月には、ヴィオラの名手、ヴォルフラム・クリストの共演者として来演。

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