パイゾ・クァルテット
PAIZO Quartet

Paizo
2007年6月3日(日)15:00(開場 14:30)
スタジオ・ルンデ

※曲目一部変更※
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 Op.18-4
ニールセン:弦楽四重奏曲 第1番 ト短調 Op.13 FS4
ニールセン:弦楽四重奏曲 第2番 ヘ短調 Op.5 FS11
4,000円(税込)
【主催】ルンデでパイゾ・クァルテットを聴く会
【予約とお問合わせ・マネージメント】ルンデ 052−203−4188

パイゾ・クァルテット プロフィール

ミッケル・フトロップ、アスティーネ・フトロップ(Violin)
マグダ・スティヴェンソン(Viola)/トーケ・モルドロップ(Cello)

 1999年結成、2001年にトーケ・モルドロップ、2003年にミッケル・フトロップがメンバーに加わる。
 デンマーク王立音楽院でT.フレデリクセンに師事。アルバン・ベルク四重奏団、東京クァルテット、アマデウス・クァルテットや作曲家G. クルタークのマスタークラスを受講する。
 2000年トロンハイム国際室内楽コンクールで優勝、聴衆賞、現代作品演奏特別賞を受賞する。この受賞に伴い、ノルウェーとデンマークで多数のコンサートに出演する。2003年、第4回メルボルン国際室内楽コンクールで優勝およびグランドプライズ受賞。副賞としてオーストラリア国内および著名なヨーロッパの国際音楽祭に参加する。
paizo パイゾ・クァルテットはスカンジナビアだけでなく、ヨーロッパ各国、シリアでも演奏している。これまでにポール・メイエ、ブルーノ・シュナイダー、ギルベルト・アウシンらと共演。2005年にはウィグモアホール、リンカーン大学インターナショナル室内楽シリーズに出演した。2001年にはベートーヴェンの弦楽四重奏曲を収めた初めてのCDをリリースしている。
 クァルテットの名前となっている「パイゾ」はギリシャ語で「私は弾く」という意味をもつ。
メンバー プロフィール

ミッケル・フトロップ(ヴァイオリン)

 1971年生まれ。5歳の時にデンマークの才能教育研究会(スズキメソッド)でトーヴェ・デトレコイとベーラ・デトレコイ両氏のもとヴァイオリンを始める。国立ウィーン音楽大学でゲルハルト・シュルツ氏(アルバンベルク四重奏団)に師事、オバーリン音楽院でアルミタ・ヴェイモス、ローランド・ヴェイモスの両氏に師事。1996年から1998年の間、デンマーク国立交響楽団のリーダーとして活躍、2002年からはデンマーク王立オーケストラのコンサートマスターを務めている。ソリストとしてデンマークの主要オーケストラ、ウィーン室内管弦楽団、オーストリア放送交響楽団、ベルリン交響楽団などと共演している。デンマークの作曲家 V. ホルムボエの作品をデンマーク放送シンフォニエッタと協演した演奏が収録されたCDをリリース。カール・ニールセン国際ヴァイオリンコンクール第3位など数々の賞を受賞している。パイゾ・クァルテットには2003年より参加。

アスティーネ・フトロップ(ヴァイオリン)

 1980年コペンハーゲンに生まれる。4歳よりデンマークの才能教育研究会(スズキメソッド)でトーヴェ・デトレコイとベーラ・デトレコイ両氏のもとヴァイオリンを始める。13歳でコペンハーゲン・プレカレッジ・オブ・ミュージック(MGK)に入学、ミラン・ヴィテク氏に師事。1997年デンマーク王立音楽院に入学、現在ソリストコース在籍中。そのほかペーダー・エルベック、セルゲイ・アジジアン、ゲルハルト・シュルツの各氏、ウィーンでウラ・シュルツ氏、アメリカのオバーリン音楽院でアルミタ・ヴェイモス、ローランド・ヴェイモスの両氏に師事。オルフス交響楽団、コペンハーゲン・フェスティバルオーケストラ、デンマーク王立音楽院オーケストラなどのメンバーとしてデンマーク国内および海外で演奏している。2003年DKDMヴァイオリンコンクール優勝、ヤコブ・ガーデ賞、ソニーのタレント賞受賞。

マグダ・スティヴェンソン(ヴィオラ)

 1978年スウェーデンに生まれる。6歳でハンス・ウップリングのもとヴァイオリンを始める。16歳スウェーデンのファールン音楽院に入学。2年後デンマーク王立音楽院に入学しペーザー・エルベック氏に師事、その後、国立ウィーン音楽大学でギュンター・ピヒラー氏に学ぶ。オルケスタ・ノルデンのコンサートマスターを務める。2004年にはスウェーデンのコンクール「ソロイスト賞」を担当するスウェーデン放送交響楽団でヴィオラパートのリーダーとしても活躍する。レオニー・ソニング音楽賞、カール・フレッシュ奨学金、スウェーデン王立音楽院奨学賞など受賞。2005年、モーツァルトの協奏交響曲をキアスティーネ・フトロップとデンマーク王立音楽院オーケストラと競演する。1999年にキアスティーネ・フトロップとデンマーク王立音楽院でパイゾ・クァルテットを結成。現在同音楽院でティム・フレデリクセン氏に学んでいる。

トーケ・モルドロップ(チェロ)

 1980年デンマークのオーフス生まれ。15歳でオーフス王立音楽院に入学しハロ・ルイセナール氏に師事する。2001年ドイツのマルクノイキルヒェンや2002年南アフリカのUNISAほか国際チェロコンクールに参加、1999年のベオグラード国際音楽コンクールではファイナリストに選ばれる。2001年、最優秀の成績でデンマーク王立音楽院(RDAM)を卒業し、翌年アメリカのノースウエスタン大学(シカゴ)でハンス・イエンセン氏に学ぶ。ベオグラード交響楽団とオーフス交響楽団と共演。デンマーク国内のみならず海外の様々なホールでも演奏している。2005年RDAMでモーテン・ソイテン氏のソリストクラスに在籍し、デビューを飾る。現在、国立カールスルーエ音楽大学でマルティン・オースタータークに師事。またRDAMではアシスタントとして後進の指導にもあたっている。ヤコブ・ゲーゼ賞、ハルビー賞受賞。


Top of this Page   Back   Top of Music-Tower