高田あずみ Azumi Takada, violin

３歳より才能教育でヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大 学音楽学部卒業、同研究科生課程修了。故青山寿男、上条尚人、鷲見三郎、海野義 雄、三善晃、岩崎淑の各氏に師事。
１９８３年第２回日本国際音楽コンクール第４位入賞。８５年第４１回ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位（１位なしの２位）に入賞し、内外の注目を浴びる。
一方バロック・ヴァイオリン奏者としては、８１年より「オトテール・アンサンブル」のメンバーに加わり、アルヒーフ・レーベルにレコーディングをおこなう。その後「バッハ・コレギウム・ジャパン（ＢＣＪ）」、「オーケストラ・リベラ・クラシカ」などのコンサート・ミストレスとして活躍。ジャズの分野でも「スウィート・ファンタジア・オーケストラ」のソロ・ヴァイオリニストとして参加している。
東京都交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団など各地のオーケストラとの共演をはじめ、レコーディング、室内楽などで活躍している。
また、無伴奏作品による「高田あずみ◎solo!」、野平一郎の共演による「バルトーク◎ヴァイオリン・ソナタ」のＣＤをリリースし、絶賛を得る。
１９９５年度村松音楽賞受賞。

高田はるみ Harumi Takada, violin

愛知県生まれ。３歳より才能教育でヴァイオリンを始める。愛知県立明和高等学校 音楽科、東京藝術大学音楽学部を経て、同大学大学院修士課程修了。
在学中、ＮＨＫ洋楽オーディション合格。岐阜県新人演奏会、岐阜県芸術祭、東京文化会館推薦新人演奏会などに出演。日本演奏連盟賞を受賞し、第３０回日演連推薦新人演奏会にて、外山雄三指揮名古屋フィルハーモニー交響楽団と協演。沖縄ムーンビーチ・ミュージック・キャンプに参加。１９８９年、東京都交響楽団に入団し、現在にいたる。
１９９０年には、演連コンサートオーディション（ソロ）に合格。名古屋、東京にてリサイタルを開く。その後も、名古屋、東京などでリサイタルやサロン・コンサートを開く。
現在、オーケストラ奏者としてのみならず、ソロ、室内楽で活動する他、バロック・ヴァイオリン奏者として、オリジナル楽器によるアンサンブル、オーケストラに参加している。また、「オーケストラ・リベラ・クラシカ」のメンバーとして、ハイドンを中心とした古典派音楽の演奏にもたずさわっている。
故青山寿男、上条尚人、海野義雄、田中千香士、原田幸一郎の各氏に師事 。