【ルンデの会2000年1月例会】

《イ・ムジチ》の全盛期を築いた名手、待望の来日

フェデリーコ・アゴスティーニ

ヴァイオリン・リサイタル

Federico Agostini  Violin Recital

アゴスティーニ
 1959年、イタリア・トリエステの音楽一家に生れる。
 近代ヴァイオリン奏法の先駆者として有名なセプシック教授の弟子であった祖父に、6歳より手ほどきを受け、79年にヴェニスのコンセルヴァトワールを最優秀で卒業、その後シェナのキジ音楽院で、S.アッカルドや伯父であるグッリに師事。
 16歳の時、カルロ・ゼッキ指揮のモーツァルトの協奏曲でソリストとしてデビュー、その後数多くの国際コンクールに優勝・入賞し、ソリストとして、また室内楽奏者として、様々な国際音楽祭に参加するなど、輝かしい活動を開始する。リアード、英国王立両音楽院でも後進の指導に当たっている。
 1986年から92年まで《イ・ムジチ》の全盛時代を支え、ヴィヴァルディの“四季”を含む作品8と4の協奏曲、バッハのヴァイオリン協奏曲等のCDがフィリップスよりリリースされ好評を得ている。バロックから現代までの幅広いレパートリーでソリストとして活躍するほか、1991年からドイツ・トロシンゲン音楽大学のヴァイオリン科で後進の指導にもあたっている。
2000年1月25日(火)19:00(開場 18:30)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第32番 ヘ長調 K.376
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ イ長調「クロイツェル」作品47
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18
共演:渡邊康雄(ピアノ)
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 指揮者・渡邊暁雄の長男として1949年東京生まれ。東京芸大附属高校の作曲科を卒業後すぐに渡米。ニューイングランド音楽院、ジュリアード音楽院などでピアノ科に移籍後にバチュラー・オヴ・ミュージック、アーティスツ・ディプロマ、マスター・オヴ・ミュージック等を授与される。セオドア・レトヴィン、サッシャ・ゴルトニツキーに師事した。8年間におよぶ留学期間中には、タングルウッド、ブロッサム両音楽祭への全額奨学金による参加を始め、ボストンでの正式なリサイタルの開催とヨーロッパにおける協奏曲の共演等、その活動は多彩を極めた。
 我が国では、1972年10月に東京文化会館にてブラームス「ピアノ協奏曲第2番」を父子共演でデビュー、以後、ソロ・リサイタル、や室内楽活動のほか 、NHK交響楽団、ヘルシンキ放送交響楽団等とも数多く共演している。
 指揮者としては、1988ー1991年に神戸室内合奏団の常任を勤め、92年にはサントリーホールで日フィルを指揮しデビュー、以後東京都響、オーケストラ・アンサンブル金沢はじめ多くのオーケストラを指揮し、好評を博している。
【参加会費】一般 \4,725、ペア \8,400、学生 \2,100
      一部座席予約可(160席中約50席)
年初例会恒例の「ルンデ特選モーゼル・ワイン」のサービスあり
【予約、お問合わせ】 スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188

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