【ルンデの会2000年9月例会】スタジオ・ルンデ開館満20年記念例会シリーズ |
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服部譲二無伴奏ヴァイオリン・リサイタル![]() |
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Joji Hattori <Talk & Play> |
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【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188 |
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programme
J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV.1006 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 作品27−2 J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV.1004 |
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服部譲二 プロフィール ![]()
1969年東京に生まれる。8歳で家族と共にウィーンに移り住み、ライナー・キュツヒル(ウィーン・フィル・コンサートマスター)を含めたウィーン・フィルのトップメンバーと室内楽を楽しみながら育った。14歳で、ウィーン国立音楽大学でライナー・キュッヒルに師事。
20歳でイギリスのメニューイン国際コンクールで第1位、同時にバッハ賞、聴衆賞を受賞し一躍注目を集めた。その他、デンマーク/カール・ニールセン国際コンクール、オランダ/スケヴェニンゲン国際コンクール、ドイツ/レオポルド・モーツァルト国際コンクールなどで入賞を果たした。 ミシェル・シュヴアルベ、ウラディーミル・スピヴァコフ、川崎雅夫の各氏に師事する他、ユーディ・メニューイン氏との親密な交流によって、音楽の面のみならず、人間的にも多大な影響を受けている。 1989年ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との共演でイギリスデビュー。その後、ウィーンではメニューインとの共演でモーツァルト没後200年記念祭に出演。その他オランダ、ドイツ、イギリス各地の管弦楽団と共演を果たした。1992年にはドイツのシュレスビッヒ・ホルシュタイン音楽祭祝祭管弦楽団で、ロリン・マゼール、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、クリストフ・エッシェンバッハ指揮のもとに第1コンサートマスターを務めたほか、エッシェンバッハとデュオリサイタルを行った。その後、スイス・ロマンド管弦楽団、イギリス室内管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー、スコットランド室内管弦楽団(ヴァイオリンと指揮)、BBCウェールズ交響楽団、ウィーン室内合奏団、モスクワ・ヴィルトゥオーソ、イスラエル室内管弦楽団、チューリヒ室内管弦楽団、ソウル・フィルハーモニーなどと共演。 日本では、新日本フィルハーモニー、東京交響楽団、大阪フィルハーモニー、読売日本交響楽団、東京シティ・フィルハーモニーなどと共演。共演した指揮者としては、小澤征爾、尾高忠明、朝比奈隆、秋山和慶などが挙げられる。 1997・8シーズンは尾高忠明指揮読売日本交響楽団のヨーロッパ・ツアーのソリストとして、プラハやウィーンのコンツェルトハウスなどで演奏。ラヴェンナ音楽祭にも出演し好評を博す。 1998・9シーズンは、スコットランド室内管弦楽団とのオーストリア・ツアーにソリストとして参加。指揮活動も積極的に行い、元旦にはロンドン・ウィグモアホールにてヨハン・シュトラウス2世の没後100周年記念ニューイヤーコンサート(指揮とヴァイオリン演奏)を行った。5月にはオーストリアの音楽祭で、ぺ一ター・シュライヤーやウィーン・フィルのヴォルフガンク・シュルツ、フランツ・バルトロメイなどと共演した。その他、ウィーン・コンツェルト・フェラインとブレゲンツ音楽祭に出演、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズとの共演(指揮とヴァイオリン演奏)も果たした。9月には服部譲二プロデュース第2弾として、紀尾井ホールにてアンサンブル・ヴェガを指揮。10月にはサントリーホールにて“服部譲二ウイーンの世界”と題し、ソロおよび、新日本フィルハーモニー交響楽団を指揮した。また、大友直人指揮九州交響楽団との共演したほか、98年に引き続き大垣音楽祭に参加したほか、木曽福島音楽祭、ながの音楽祭にも参加した。 第3回新日鉄音楽賞「フレッシュ・アーティスト賞」を受賞。 CDはBMG・レッド・シールよりバッハ・ヴァイオリン協奏曲集(共演:スコットランド室内管弦楽団)、クライスラー・ヴァイオリン小品全集をリリース。 現在ロンドン在住。オックスフォード大学院における社会学の研究生、ロンドン王立音楽院の客員教授も務める。 使用楽器はガルネリ・デル・ジェス《ヘンメアレ》1733年作。 |