Yasunori Kawahara  &  Tatsuya Yabe
with  Yuko Nakamichi

三人
コントラバスの名手・河原泰則が、素敵な共演者達と共に、久しぶりにルンデにやって来ます!
《ルンデの会7月例会》
2000年7月16日(日)15:00(開場 14:30)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)
【河原&仲道】
ハイドン:アダージョ・カンタービレ
ブルッフ:コル・ニドライ
フォーレ:夢のあとに
ボツテジーニ:メンデルスゾーン風の演奏会用アレグロ
【矢部&仲道】
フォーレ:夢のあとに
マスネ:タイスの瞑想曲
ラヴェル:ツィガーヌ
【河原&矢部】
ボッテジーニ:ヴァイオリンとコントラバスのための大二重奏曲

【参加会費】一般 \4,725、ペア \8,400、学生 \2,100
      一部座席予約可(160席中約50席)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188

河原泰則 Double Bass
河原
矢部達哉 Violin
矢部
 茨城県日立市生まれ。
 1973年一橋大学商学部卒業。
 同大学在学中に併行して桐明学園大学に学び、コントラバスを堤俊作、小野崎充の両氏に師事。その後、ベルリン音楽大学に留学し、ライナー・ツェベリッツ、ミシェル・シュヴァルベの両教授に師事、77年に同音大を首席で卒業。80年より、ドイツの名門オーケストラ、ケルン放送交響楽団の首席コントラバス奏者を務めている。また、日本では紀尾井シンフォニェッタ東京のメンバーでもある。
 オーケストラ奏者として活躍する一方、ケルン放送交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、シュトゥットガルト室内管弦楽団等と協奏曲を、クリストフ・エッシェンバッハ、オリ・ムストネン、オーレル・ニコレ、エマニュエル・パユ、イザベル・ファン・クーレン、ケルビーニ弦楽四重奏団、イザイ弦楽四重奏団らと室内楽を共演。また、「ベルリン芸術週間」、「シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭」、「フェルトキルヒ・シューベルティアーデ音楽祭」、「キッシンゲン音楽祭」、「リヨン・ミュジカード音楽祭」など著名な音楽祭への出演も数多い。
 CDではラルゴ(ドイツ)、ソニー(日本)より3枚をリリース。そのうち「Fantasy on Double Bass」(ラルゴ)はドイツの音楽雑誌「ノイエ・ムジーク・ツァイトゥンク」の1995年度CDトップリストにノミネートされるなど、いずれも高い評価を得ている。

 ルンデの会例会にはこれまで、さまざまなスタイルで登場している。列挙すると:
 1986年3月『コントラバスは歌う 1』
    【共演】神谷都志 (piano)
 1987年7月『ニッポン・オクテット』
 1988年7月『ニッポン・オクテット』
   同 年7月『デュオ』
  【共演】E. ジェンコフスキー(violin)
      神谷都志(piano)
 1989年4月『デュオ』
    【共演】山崎伸子(cello)
 1992年5月『コントラバスは歌う 2』
    【共演】ライナー・ホフマン(piano)
 その洗練された美しい音色と深い音楽性によって、現在最も人気の有る若手ヴァイオリニスト。

1968年東京生まれ。江藤俊哉氏に師事。89年桐明学園ティプロマコース修了後、90年22歳の若さで東京都交響楽団(都響)のソロ・コンサートマスターに抜擢される。89年からサイトウ・キネン・オーケストラに参加し、小澤征爾の指揮の下オペラや交響曲でコンサートマスターを務めている。

ソリストとしても活躍目覚しく、数々の国内外のオーケストラ、室内オーケストラのソリストとして朝比奈隆、若杉弘、ジャン・フルネ、ベルンハルト・クレー、ジェイムズ・デプリースト、エリアフ・インバル、ガリー・ベルティーニ等の著名指揮者の下で共演し、絶賛を博している他、室内楽にも意欲的に取り組み、ヨーヨー・マやショスタコーヴィチ弦楽四重奏団と共演。各ホールでシリーズの演奏会も行っている。
96年5月ソニークラシカルよりデビューCD「ソット・ヴォーチェ」を発売し注目を集めた後、97年にはNHK連続テレビ小説「あぐり」のタイトル曲でヴァイオリン・ソロを演奏し、「美しい音色で清々しく朝が始まる」とクラシックに馴染みのない視聴者にも大きな反響を呼ぶ。9月には横山幸雄とのデュオで2枚目のCD「エシェゾー」(ソニークラシカル)が発売され、大きな話題となる。横山幸雄とは98年11月新譜CD「レザムルーズ」も発売され各地で共演を行っている。2000年1月にはソニークラシカルより4枚目のCD「ツィゴイネルワイゼンjが発売され、これを機にソニークラシカルとは専属契約を結ぶ。2000年の「没後250年バッハ・イヤー」に先駆け99年11月より初めてバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲演奏に取り組み、各地で演奏会を行っている。
その多岐にわたる活動と、古典から現代曲に至るまで幅広いレパートリーを常に高い水準で演奏する優れた音楽性が評価され、95年第5回出光音楽賞、平成8年度村松賞、96年第1回ホテルオークラ音楽賞を受賞。今後も尚一層の活躍が期待されている。
仲道祐子 Piano
仲道  金原美津子、安倍紀子、中島和彦の各氏に師事。アメリカにてシルヴィア・ミューリング氏に師事。その後、桐朋女子高等学校音楽科に進み、1986年渡独、クラウス・シルデ氏に師事。ミュンヘン国立音楽大学、同大学院ピアノ科及び同大学院室内楽科を卒業。ドイツのハンブルクを拠点にソロ活動を行う。
 コンクールでは、第36回全日本学生音楽コンクール・ピアノ部門中学校の部全国第1位。イタリアのアドルフォ・L・アブレダ国際ピアノコンクール最高位第2位。第37回マリア・カナルス国際音楽コンクール・ピアノ部門第2位及ぴ特別賞。第10回ロべ一ル・カサドシュ国際ピアノ・コンクール第3位。
 1996年5月、紀尾井ホールのデビュー・リサイタルで日本での本格的ソロ活動を始める。リサイタルの他、クラシック・フィルハーモニー・ボンや読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団など国内外の著名なオーケストラと共演しているのをはじめ、室内楽の分野でも活躍している。
 これまでに、ビクターエンタテインメントより「センプリーチェ」「モーツァルト/トルコ行進曲」「ムーンライト・ソナタjの3枚のCDがリリースされ高い評価を得ている。
 1997年秋より、10年来住んでいたドイツを離れ、日本に居を移す。日本での活動も活発になり、今最も期待されているピアニストのひとりである。


前のページへピッポのトップへ