名古屋フルート四重奏団
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名古屋を拠点に活動を続ける『名古屋フルート四重奏団』が5回目の演奏会を迎える。 1993年に結成し、翌94年、新進アーティスト紹介の場『ルンデ《X》コンサート』にてデビュー、以後、ほぼ年1回のコンサートに加え、サロンコンサートなど、各地へ招かれての演奏会を数多くこなしてきた。つい最近も、先頃オープンしたばかりの『正文館書店 緑店』にてのフロア・コンサートや、NHK栄ビルでのイヴェント『花フェスタ』に招かれ、お馴染の名曲に加えメンバー自身のアレンジによる「だんご3兄弟」を披露し好評を博するなど、広く注目を集めてきている。 「デビュー当初はフルート四本の重厚感にばかりひたすら満足してしまっていましたが、ステージを重ねて、追及するものが『響き』と『表現力』に変わってきました。それで、今まで遠ざけてきた『フランスもの』に意欲的に取り組んでいます」。ピアノには若手で活躍中のピアニスト、柴 香織を迎え、第5回という節目のこの演奏会で「今までにない『名古屋フルート四重奏団』の演奏をお聴き頂きたい」と張り切る彼女たち。フランス女流作曲家モーリスの『組曲』、ベルトミューの『アルカディー』でそれを特に聴かせたいと意気込んでいる。 |
メンバー:伊佐次倫子、堀 陽子、柴田弥生、瀬田なお子(fl) |
プログラム ベルトミュー:アルカディー モーリス:組曲 ワルキエ:演奏会用大四重奏曲 ルイエ:ソナタ ニ短調 ドゥヴィエンヌ:トリオ 第4番 ヘ長調 ほか |